車いすの練習や電動車いすの試乗ができる屋外型の路上コースです。コース上には段差やスロープなどが設置され、安全な環境で基礎的な車いす操作を段階的に体験・習得することができます。介助者のスキルアップも応援しています。


勾配1/12(約3.8度)・1/15(約4.8度)
バリアフリー建築物のスロープの勾配は1/12以下の設計です。この上り下りができれば、必要な操作スキルを習得したことになります。
勾配8度・10度
日常生活にある坂道などで介助が必要かどうかを判断できます。はじめて練習する際は安全に注意し、介助者と一緒に行ってください。
2cm、5cm、8cm、10cmの4種類の段差があります。低い段差から練習をして、段階的に操作スキルを上げて習得することができます。
介助スキルの練習ができます。階段には、1または2~3名での介助、車いすごと持ち上げる4名での介助とさまざまな介助スキルがあります。
ガタガタの面は車いすで移動すると大きな振動が生じます。前輪キャスターを浮き上がらせるスタンプという操作スキルが有効です。
3種類の砂利を設置。前輪キャスターが石のすきまに沈み込むため、キャスター上げやスタンプなどを繰り返して移動する必要があります。
前輪キャスターが引っかかってしまうため、車いすにとって芝生はバリアですが、悪路での操作スキルを練習するにはとても適しています。
幅の異なる3種類を設置。溝に対して斜めや横方向ならば、前輪キャスターが溝にはまらずに走行できます。安全に注意して練習してください。
動画でみるつくばイノベーションパークの紹介